2006-10-16
第一回 生寅の会カラオケ部 10/27(金) 都内某所
「外国語の得意な人は音楽が得意である。(逆は必ずしも真ならず)」という命題の正しさを確かめようとする試みです。
参加ご希望の方、ご連絡ください。
寅
ジョージア Deeppresso
冷え性の私は、缶コーヒーのアイスなど飲まないのですけれど、面白いものを見つけたので買いました。
コカコーラのジョージアブランドから出ている、ディーププレッソです。
7月10日に発売になっていたようです。今日まで気が付きませんでした。
プレスリリースによると
「ジョージア ディーププレッソ」は、厳選された良質なブラジル産コーヒー豆を100%使用し、しっかりとした“コク深”な味わいを実現した缶コーヒーです。焙煎時のローストフレーバーを焙煎窯にこもらせて焙煎香を付加したコーヒー豆と、コーヒー豆から抽出したコーヒーそのものの香りが詰まった“アロマエッセンス”の使用により、香ばしいコーヒー本来の香りが楽しめます。
パッケージは、品質感を表すゴールドをベースに、中央にコーヒー豆をあしらい金地に黒文字で、製品特徴である“コク深”と記すことで、製品の深いコクと香りを表現するデザインとなっています。
仕事の合間や休憩中などホッと一息つきたいとき、ゆっくりコーヒーを味わいたいときなど、日常のさまざまなシーンでご飲用いただけます。
ということでした。
がっ、しかぁーし!!
「Deeppresso」 という綴りを見て頭に浮かぶのは、イタリア語の「depresso」です。
depresso 形容詞
1.低くなった、くぼんだ
2.(景気などが)低下した、不振な、停滞した、遅れた
3.意気阻喪した、元気のない
これはもうすぐ販売中止/商品名の変更となるでしょう。
記念に飲まずに置いておきます。
バガボンド
英語にも vagabond という単語がありますが、イタリア語にも vagabondo があります。
vagabondo
名詞 1.浮浪者、住所不定人 2.絶えず引越をする人 3.ぶらぶらしている人、怠け者
今読んでいる Kazuo Ishiguro の "Un artista del mondo effimero" には、その動詞形も出てきました。
vagabondare (ヴァガボンダーレ)
バカボンって誰?
ちゅーぶる
「ちゅーぶる」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
朝の電車の中の広告で「中古OA」と書かれていたのを見て、「最近は中古(ちゅうぶる)とは言わずに中古(ちゅうこ)ばかりだなぁ」と思いました。
それで会社について周りの人に聞いてみました。
隣の席のO君。今年入社
「わかりません」
まだまだ若いOさん
うーむ。
世代のギャップでしょうか。
同じ意味で「セコハン(second hand から)」と言う単語もありますが、これも分からないとのこと。
「京都で瀬古さんのことを『せこはん』と言います」などというフォローは不要です。
そこで、私に近い年のKさんに聞いたのですが、彼も知りませんでした。
最初は英単語かと思ったようです。(私がいつも英語の質問をするので)
日本語だというと、
「中古のブルセラショップですか?あぁ、でもブルセラショップで売っているのは全部中古ですね」
「首都高から見える看板に『スエラ』というブルセラショップのものがありますよ」
とのことでした。
うーむ。すると、ひょっとして方言でしょうか。でも国語辞典にも出ているし。
私は声を大にして言おう。
『ちゅうぶる』って知らないんですか?『ちゅうこ』のことですよ。
ついでに関西弁でも声を大にして言おう
『ちゅうぶる』知らんのかい?ちゅうこっちゅうこっちゃ
話はややずれて、中濃は聞いたことがありますが、低濃や高濃というのは聞いたことがありません。
中濃ソースというネーミングはどこからきたのでしょう。
どんちゅうのう (Don't you know)?