フットノートの話
フットノートの話
財務諸表の開示の話で、注記(フットノート)の話題になりました。
「フットノート」と言う文字の並びを見ていたら、フッと「『ノート』という単語は香水にも使うなぁ」と頭に浮かびました。
ということは、「フットノート」は足の香り?
かつて、フランスの詩人の Léon-Paul Fargues が、
Devant un bon camembert à bonne et forte odeur, il s'exclama :"Les pieds du Bon Dieu !".
ということで、良い強い匂いのカマンベールチーズを前にして、「神の足だ」と叫んだらしいことまで思い出しました。
「ニオイ」については、日本語では「匂い」と「臭い」の使い分けで、良い匂い、悪い臭いを表していると思います。
英語の odor/odour は、主に悪い臭いを指します。
これに引っ張られると、フランス語のodeurやイタリア語のodoreが、良い匂いも悪い臭いも両方表すという部分を間違えて解釈してしまいます。
(先日読んだよしもとばななの「TUGUMI」のイタリア語版を読んでいて発見したのでした。(イタリア語版タイトルは「TSUGUMI」))
ご参考 (Wikipediaより)
香水をつけて10分くらいの香りをトップ・ノート、少し時間が経って20分から30分ぐらいの香りをミドル・ノート、大分時間が経って消えてしまうまでの香りをラスト・ノートという。
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