語楽カフェ

趣味としての外国語学習

フィルター理論

インプットアウトプットと卵焼き

インプットアウトプットと卵焼き 読めるけど書けない漢字があるように、読んで分かるけど使いこなせない外国語の単語/言い回しがあります。 アウトプットの能力を上げようとするならば、インプットの能力を上げなければなりません。 使える単語を100個に…

2006-08-05

共通理解 以前、すべての音が聞き取れていなくても、理解できるという記事を書きました。 こちらの記事 話し手と聞き手の間に、共通の発音についての約束事があるならば、話し手が一定のルールで音を変質させた(音のつながりや脱落)スピーチでも、聞き手は同…

2006-05-07

作業中 メインサイトの「サルバトール・だれ」から、書評の記事をこちらにコピーしました。 こちらのサイト一つで、「寅彦の語学ワールド」を完結したいと思います。 書評以外の外国語ネタも、少しずつ移動させたいと思いますが、記事が200件近くありますの…

2006-02-28

外国語を一つマスターすると、二つめは楽になる 先日ご紹介した「言語の脳科学」(中公新書)ですが、母語の習得=>「獲得」と、外国語の習得=>「学習」とをはっきり区別しています。 これはきわめて重要な区別です。 母語の習得については差がつかないのに、外…

フィルターって?

フィルターって? そう言えば、フィルターの定義をしていませんでしたでしょうか。 イメージ的には、外界の言語表現(written/spoken)と、頭の中のイメージを介在するものです。 この考えを最初に私にくれたのは、 「たった3ヶ月で英語の達人」志緒野マリ著(…

2005-08-30

語学の試験 日本人の試験好きもあって、巷では語学試験の評価についても意見が交わされているようです。 例えば英語を例に取ると、「英検は日本語を相手としての試験だから、本当の実力は分からない。受検すべきはケンブリッジ英検である」などという意見が…

2005-08-29

フィルター理論 1 音の要素を除くと、読むと書くだけ考えればよいことになります。 ここで、フィルターという概念を使います。 ところてんの方がわかりやすいかも知れません。 日本語で考えてみましょう。 日本語で表現された事象は、受け手のインプットフ…

2005-08-27

語学の方程式 1 読む、聞く、書く、話す。 語学の四技能ですが、読むと聞く。書くと話すは、セットで説明されることが良くあります。 すなわち、インプットの組と、アウトプットの組です。 では、読むと聞くではどう違うのでしょう。 方程式を作ってみまし…